自分の体に意識が向いてますか?
指導士の先生方とのお話の中で、指導士自身が体を壊しているという話題になりました。
メンバーさんに対して健康についての指導はするけれど、自分のトレーニングをしていない・できない状態が意外に多いのかもしれません。
ポテンシャルの研修会を受ける方達の中にも、自分の体がボロボロで・・・・
という方がいらっしゃいます。
ポテンシャルと出会ったことで、ボロボロだった体が改善し、インストラクターとしての寿命が長くなった方が結構いるのではないでしょうか?
研修会でも、まず一番に自分のトレーニングをして下さいと必ずお話しします。
それが、動きの感覚をつかむことになり、自分の体は楽に動くようになり、そして言葉がけのポイントもつかめてくるからです。
一石二鳥なのです。
トレーニングと言っても、トレーニングのための時間をたっぷり取る必要はありません。
意識を変えるだけで簡単にできます。
自分の体に意識が向かなくなったとき、要注意です。
例えば、パソコンをしている時・・・
パソコンに集中しますよね?
その間、キーボードを打つ手に力が入っていたり、肩に力が入っていたり、姿勢が悪かったり、意外に呼吸が浅かったり、等々様々なことを自分でしている可能性があります。
自分の体に意識が向かなくなり、頑張っている状態(無意識に緊張している状態)が長時間続くと、パソコンが終わった後は、肩がバリバリ、首は回らない、腰は痛い・・・等の症状が表れてしまう場合が多いのです。
それは、パソコンに限らず、日常生活の動作全てに当てはまると思います。
日常生活の動作に目を向けて見てはどうでしょうか?
沢山ありすぎてわけがわからない場合は、1日のテーマを決めるといいかもしれません。
例えば、「今日一日、歩き方を観察する。」
足の裏の何処に体重がかかっているのか?
左右のバランスはどうか?
骨盤は動いているのか?
腕は動いているのか?
歩いている時の呼吸は?
歩くという動作にも沢山の観察要素があります。
それを意識するだけでも、トレーニングになるのです。
ただ、歩いている時の全ての時間を観察しましょう・・というわけではありません。そんなことをしたら、かえって疲れてしまいます。
ふと気づいた時でいいのです。
そして、その「ふと気づく」が自然に多くなればいいなぁくらいの感じで行ってみて下さい。
そうやって、自分の体に意識を向ける癖をつけていくのです。
それは、自分の体を知ることに繋がります。
健康を提供している私たち自身が、不健康にならないために。
日々、体への意識を大切にしましょう。